🥊 水曜バー「カウンター・トーク」@2023-05-17(水)

2023-05-17(水) のネオンホール、フロアで「 DJ 講座」が盛り上がっている中、カウンターでは水曜バーが営業中。アラフィフ 3 人の話をキーワード的に残してみます。隣客の話に聞き耳を立てる感じでご覧ください。

話したネタ・キーワード

空き家は人が住まなくなると、自然に帰ろうとして、朽ちていく。
ネオンに来るアーティスト、この場所を喜ぶ人が多い。（俺もこういう所から旗揚げしたんだよぉ etc）
無名の人による「表出」をネオンホールは大切にしている!?
有名な人と無名な人の汗（や歯形）が染み付いている。
コンセプト人間・概念の人は傷つかない。現実と距離があるから。強い。
「面白いから来て」って誘われる演劇やライブは観に行きたくならない。情報がない。宣伝になってない。
演劇やライブの感想、腹の底で感じたこと、自分でもわかってない言葉にできない感想を、適当に上っ面の肌触りで言うことしかできない。果たしてそれでも良いのか？
感想が求められるまでの時間も関係している？自分が冷静にならないと自分が何を感じたかを理解できない。
聞き手も「どうだった？」はオープンクエスチョン過ぎる。自分が何を聞きたいのかをはっきりした方が面白い？（例：体温何度だった？w）
宣伝が幼稚（耳が痛い）
「表出」と「表現」の違い（思っていることを出すのが「表出」。観ている人が何らかのアクションを起こすのが「表現」）
表出だけでも良いのでは？表出を受け入れる余裕くらいは、世の中にあると思う。
(肉体)表現だけで良いのに、なんで勧誘の行為が伴ってしまうのか？（甘え...）
「これ、自分にとってのなんなのか？」の掘り下げが甘くなる。
ぶっちゃけた話をした方が宣伝になる？自分を噛み砕いたり、掘り下げられていると共感しやすいから。
表出行為をする時に「これは宣伝できるのか？(宣伝するのに値するのか？)」から始まることも多い。
宣伝に一斉メールを使わない。一人一人の顔を思い浮かべてメールする。
カフェシアター、観に行った？やっぱり中沢さん凄い。
久保井さんは唐十郎戯曲をすごくすごく読み込む（∵唐十郎ではないから。唐十郎とは違う愛し方で自分なりの唐十郎をやるから）
唐十郎のお話 @ NHK アナザーストーリー
自分たちはその時代のリアリティをできるわけないわけ、そもそも。楽しみで表現するとした時に、どの覚悟でやるかって話。
寺山や唐十郎、高校くらいの時のファンタジーとして捉えてたような部分が、結構生々しいことになった。ファンタジーじゃなくなっちゃったんだよ、僕の中で。
テントを立てる地面は平らじゃない。舞台もまた然り。
大雨で電源車からの電気が止まった真っ暗な中で行われた公演。芝居止めずジッポで顔照らす役者の対応、覚悟。
1 から全部あそこに舞台を作った人間だからことできること。
ネオンホールを借りて公演しますっていう人だとソレはできない。自分も含めて。例 : ブレーカーの位置知らない、知っていてもいじっていいかわからない（芝居小屋があることのプラス面とマイナス面）。
他の人のセリフも動きも全部覚えてるからできる。
話の筋とか一切言ってない、一番いい宣伝w
ストーリーとか、何を言ってたとか全然分かんないけど、ただ熱を感じるかどうかだけで判断してる。
というか、ストーリーは全然覚えられない。
午前10時の映画祭、オードリーヘップバーンの、、、何だっけ？
休憩挟んだ後、どれくらいまで続くのか店員に確認するも、今さっき見ていた映画の題名が思い出せない。
ストーリーが覚えられないのが普通と思っていたから違和感はなかった。でも人と話すとみんなもっとストーリーを覚えてる。
ストーリー、全然覚えてないけど、良かったことだけは覚えている。
3.11 の震災時、自然と善光寺で祈ってた。
自宅では祈ることができなかった。それアフォーダンスかも。
エントロピーの増大≒自然に帰っていく。（空き家の話と繋がる）
エントロピーが減少する現象が見つかった。時間の逆行とも言える。
人間？生物はエントロピーの増大に逆らう存在。タイムマシン？
死ぬと一気に肉体が物体（モノ）になる。

ネオンホールのフロア、カウンター共に、来ていた人それぞれにとって、有意義な時間が同時進行で流れていたように思います。20代, 30代, 40代, 50代と幅広い世代が同時に居たのもなかなか興味深い。

またのご来店をお待ちしております。

[追伸]
6/10(土), 11(日) 劇団唐組春公演「透明人間」のチケットは、ネオンホールでも取り扱っています！長野公演だけの？！お楽しみ企画もありますyo！
https://twitter.com/NEONHALL_info/status/1659057451944247296